埼玉県内において、緑を楽しめる主な緑地についてご紹介します。
都市公園は、人々のレクリエーションの空間、良好な都市景観の形成、都市環境の改善、都市の防災性の向上、生物多様性の確保、豊かな地域づくりに資する交流の空間の提供のため設けられています。都市部において、身近なみどりを感じとれる貴重な空間となっているところがあります。
区画整理による市街地の公園整備、都市の基幹的公園や県営及び国営公園の整備により、埼玉県の都市公園整備面積は、平成30年度末現在5,042haで全国第5位であり、都道府県営公園の整備面積は、東京都についで第2位となっています。しかしながら本県の県民1人当たりの公園面積は、全国平均に比べ依然低い状況にあります。
埼玉県営公園は、本件の自然、歴史、文化等の地域自然を生かした公園や大規模なレジャープール、サッカーのメッカである埼玉スタジアム2○○2公園など特色のある31公園が開設されています。
市民緑地は、都市緑地法に基づき、地方公共団体などが土地所有者から緑地を借り上げ、一定期間住民に開放された土地です。地域住民に自然とのふれあいの場を提供します。
オープンガーデンは、花や緑を彩った個人の庭主が一般公開するものです。地域の景観美化に寄与するだけでなく、地域の輪を広げ、コミュニティを形成する効果もあります。庭主や近隣住民にも迷惑をかけないようマナーを守って楽しみたいですね。
緑地マップのページにて紹介しています。
関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)は、東京都八王子梅の木平を起終点に、関東1都6県(東京、埼玉、群馬、栃木、茨城、千葉、神奈川)を延長1,799kmで一周する長距離歩道です。埼玉県は、飯能市の棒ノ嶺から奥武蔵の山々や長瀞を通り、神川町の下久保ダムへ抜ける13コース総延長約155.5キロメートルのコースとなっています。
誰もが自分の足でゆっくり歩きながら、四季を通じて美しい自然をしみじみ味わうことができるようにとつくられたのが奥武蔵自然歩道です。飯能市天覧山を入り口として、日高市の高麗峠、巾着田、日和田山、高指山から毛呂山町の物見山を越えて鎌北湖まで約11kmの歩道です。
国民休養地は、県立自然公園の一定区域に、自然と触れ合い、自然を守り育てる意識を培う場とすることを目的に、宿泊施設、遊歩道、園地当の各種野外活動施設が総合的に整備された地域です。
◾美の山公園(秩父市・皆野町)
https://www.pref.saitama.lg.jp/b0504/minoyamakouen-top/
◾花しょうぶ園(小鹿野町両神簿)
http://www.kanko-ogano.jp/archives/4785/
◾節分草園(小鹿野町両神小森堂上)