活動レポート

コバトンさんぽ#57~埼玉県立自然の博物館、寳登山神社(長瀞町)~

コバトンは寒さにも負けずに長瀞町をおさんぽしたよ。
みんなに見せたい景色があるんだ♪
(令和7年2月5日)

今日のおさんぽは、秩父鉄道の上長瀞駅からはじまります。

駅舎ののれんに風情があります✨

この日はとても寒くお散歩途中の落葉の霜がとてもきれいに見えました❄️

埼玉県立自然の博物館」に向かいます。上長瀞の駅からは300メートルの距離にあります。

この地域は地質学発祥の地であり、博物館の中ではたくさんの鉱物の展示や埼玉の森をイメージした巨大ジオラマ、楽しく学べるディスカバリーコーナーなど、たくさんの自然にふれあい、考え、学習をすることができます。

入り口では、海獣「パレオパラドキシア」がお出迎えしてくれます。

「パレオ」は「昔の」、「パラドキシア」は「矛盾した」の意味で、謎の海獣と呼ばれているんだトン!
で、でかい!巨大なサメだトン👀

博物館に入ると、頭上に全長約12mの巨大ザメの復元模型が…!!
これは「カルカロドン メガロドン」という今から2500万年前から400万年前に世界の海に栄えた巨大な肉食性のサメです。

館内には、海獣パレオパラドキシアの実物化石の展示もあります。埼玉県では化石が世界で最も多く発見されているそうです。これらの発見から、パレオパラドキシアは約2300万年前から1200万年前まで海に生息していたことや、秩父盆地が海だったことが分かります。

🚩博物館の中で触れて楽しく学べるコーナーがたくさん😊

ぼく、博物館のキャラクターの大野原 治(おおのはら おさむ※)だよ。クイズに挑戦して、ゲットできるカードは20種類。全てここでしか手に入らないオリジナルカード。コンプリート目指して頑張ってね!キラカードもあるよ✨✨
※大野原はパレオパラドキシアの化石が多く見つかった秩父市の地名です。

巨大ジオラマだよ。動物や鳥たちと一緒にコバトンもいるよ。わかるかなぁ。
ボタンを押すと、動物たちの鳴き声も聞くことができたりとても楽しいよ。

長瀞といえば岩畳の景色が有名ですね。博物館から歩いてすぐの河原に「虎岩(とらいわ)」(トラの毛皮の模様を連想させる)があり、コバトンが座ってみました。博物館ではこの河原が織りなす岩畳についても詳しく学べます📝

秩父鉱山についての展示はとても美しく迫力があります!

最後に見学したのは…
「自然を知れば、長瀞はもっと楽しい」をテーマにした企画展「長瀞自然遊覧」です👀(会期:令和7年2月24日月曜日まで)
名勝・天然記念物「長瀞」指定100周年を記念して自然史的な視点から長瀞を紹介しています。

次に向かったのはおとなりの長瀞駅から900 メートルにある宝寶山(ほどさん)神社。

寶登山神社は、秩父神社、三峰神社とともに、秩父三社と言われています。
12代景行天皇の皇子日本武尊(やまとたけるのみこと)が山頂に向かった際に起こった山火事を、こつ然と現れた山犬が瞬く間に火を消し止め、尊一行を山頂に案内したことに由来しています。山の名を「火を止める山」と表し「火止山=ほどさん」と定めました。
また、後世、麓の泉から宝玉が飛翔した神変から、「宝登山=ほどさん」と改められました。

見事な白い鳥居をくぐってお参りするトン!
たくさんの竜の彫刻が施された社殿はとても見事だトン!

続いて、宝玉(ほうぎょく)稲荷神社にお参りです。失くし物をした時にお参りすると出てくるとか…
神社の表側には2体、裏側には4体のキツネの像が。とても厳かな空気に身が清められます。是非お参りしてみてくださいね。

境内にあるロウバイの木からあまーい香りがしたトン!

下の画像は昨年の3月2日の宝登山山頂付近の様子です。今年のロウバイの見ごろは2月半ばごろとのことです。そのあとは梅の花の季節になります。山頂には梅百花園もありますよ🌸

長瀞町の様子は「コバトンさんぽ#14~宝登山・岩畳(長瀞町)~」でも紹介しています。こちらもチェックしてくださいね。

コバトン インライン 今日のおさんぽはおしまい。
とっても楽しかったトン!冬の長瀞町も見どころいっぱいだトン👀
みんなも是非訪れてみてね!

ほかのさんぽ記事はここ↓から見られるトン!

団体名
活動日
202525(水曜日)