活動レポート

コバトンさんぽ#49~秋のはじまり(三芳町)

今年はまだまだ暖かい日が続いているけど、三芳町で秋のはじまりを見つけたトン!

(令和6年10月31日)

三芳町は埼玉県の南部に位置し、入間郡に属する町です。 武蔵野の面影を残す雑木林の豊かな緑は、三芳町の魅力の一つです。

コバトンが、まず訪れたのは、三芳町藤久保にある「緑のトラスト保全第14号地藤久保の平地林」です。

ここで行われる、1月の落ち葉掃き(山はき)は恒例の一大行事です。
落ち葉を雑木林の中の堆肥場に運び、1年かけて発酵、分解させ堆肥にします。江戸時代から300年以上にわたって継承されている武蔵野の落ち葉堆肥農法です。
落ち葉を掻くことで林床に適度な日光が届き、リンドウやフタリシズカが可憐な花を見せてくれます。また林内の堆肥場はカブトムシが産卵するので、夏はカブトムシの宝庫となっています。今年の夏はとてもたくさんのカブトムシが観察できて子供達も大喜びたっだそうです😃

雑木林で出会った植物

ゴンズイの赤い実がはじけて中から黒い種が出てきたトン!キバナコスモスがかわいいトン!カエンタケには注意してトン!

お腹の大きなコカマキリも発見👀 雑木林の中では、クリやクヌギの実も見つけたトン✨

コバトンのすすめ

「みどりと生き物」の学習コンテンツは、動画を視聴したり、ワークシートを解きながら楽しく学習できるトン!「三富新田の平地林」では武蔵野の落ち葉堆肥農法についても触れているトン!

続いてコバトンが向かったのは、三芳町竹間沢の「こぶしの里」
3月下旬から4月上旬にかけて、白い可憐なコブシの花が咲きます。花の時期はあたたかな春の日差しを受けて、ポカポカとのんびり花と緑を楽しむことができます。

おさんぽコースには小川が流れていて、サワガニにも出会ったトン!
わき水が湧いているところを探しているコバトン。どこにいるかわかるかな?

「こぶしの里」を含む竹間沢の崖線にはわき水が多く、数10カ所から水が流れ出ているそうです。

こぶしの里の近くにあった旧池上家住宅にも是非寄ってみてトン!

旧池上家住宅は、三芳町指定有形文化財です。江戸時代の終わりから明治時代の初めに建てられました。とても大きな農家住宅です。

大きな茅葺屋根で圧倒されたトン!

こたえ

ほかのさんぽ記事はここ↓から見られるトン!

団体名
活動日
20241031(木曜日)