活動レポート

2022-6-11 コドラートの拡張作業と刈り払い

従来から林床植生調査としての調査区画(コドラート)は1m×1mの大きさだった。

今年度からはより信頼度を向上させ、3m×3mの大きさとして植生調査をすることとなった。

今回も「ところざわ地域の自然」グループとの協働作業によるものである。

今日は現状のコドラートを拡張する作業として11名、 

比良の丘から砂川への下り散策路の刈り払い機作業として3名、 計14名が参加。

トラロープ200m、境界杭、巻尺、かけや、などを持ちGFN調査地から開始する。

                3m×3m正方形を正確に

コドラートの3m×3mの正方形を正確にロープで囲うには、ピタゴラスの定理を利用する。

3m・4m・5mを一辺とする直角三角形を巻尺で形づくる。

その形に合わせ一辺が3mの位置に杭を打つ。

最初は多少の混乱もあったが、すぐに要領を得て自然発生的に、

巻尺、杭位置決め、杭打ち、ロープ張りなど の分業ができてきた。

中学(高校?)の数学がここで大いに役立った。

一方、刈り払い班も蒸し暑い中の 作業だったが

一時間強で散策路の刈り払いは完了し、

調査地に戻りコドラート班と一緒に休憩をとることができた。

                暑い中での刈り払い作業

後半、刈り払い班は調査地内で作業し、コドラート班は

順調に地域の自然調査地へと移り、

11時半過ぎには 計10ヶ所のコドラートの拡張作業を完了した。

これからは大きなコドラートでの植生調査になるので、

被度の測定手法など様々なデータについて、大堀先生の指導をお願いするものです。

12時15分頃帰着し解散。

                    調査地内のホタルブクロ

団体名
グリーン・フォレスト・ネットワーク所沢
活動日
2022611(土曜日)
活動の参加者数
14名