活動レポート

三富千人くず掃きに参加

毎年お手伝いしている三富地区横山農園の落葉掃きですが、今年も三富地域(※)農業振興協議会主催の「千人くず掃き」に合同参加しました。

三富地域は、埼玉県西部の川越市、所沢市、狭山市、ふじみ野市、三芳町の5市町にまたがる地域です。江戸時代に開拓された、コナラやクヌギなどの広葉落葉樹の落ち葉を堆肥として還元する循環型農業が300年行われてきたという事で、昨年「世界農業遺産」に認定されました。

この日は、地域住民約100名が5グループに分かれ、平地林約1.6ヘクタールを約2時間かけて落ち葉掃きを実施しました。私達グループも各グループに分かれ、落葉掃きやネットのくるみ方等を説明しながら作業しました。三冨地域の歴史の説明もあり、先人たちの知恵に思いを馳せ暖かい陽差しを感じながら気持ち良い汗をかくことができました。
(当団体はグリーン・フォレスト・ネットワーク所沢と合同参加)

朝の集合

お子さん連れの家族も沢山参加されていました。

ネットでくるむ

ネットで包めるのはコツがいります。

きれいになった平地林

集められたくず(落葉)は軽トラで堆肥場へ運びます。何往復もします。

堆肥場のクズの山

平地林全体から集められる落葉は約10トン。1~2年かけて熟成させ堆肥となります。栄養不足になるので窒素、リン酸、カリウムを追加します。元々栄養のない関東ローム層の土が栄養豊富な土壌に改良されます。

集合写真:きれいになった平地林をバックに

お土産のほくほく焼芋、栄養たっぷりのほうれん草、どんぐりのアクセサリーが嬉しかったです。

団体名
ところざわ地域の自然グループ
活動日
2024127(土曜日)
活動の参加者数
14名+行事参加者多数