さいたま緑のトラスト運動をより多くの県民の皆さまに知っていただき、緑への理解と関心を深めるため、「さいたま緑のトラスト写真・動画コンクール」を開催しました。 新型コロナウイルス感染症の影響で外出もままならない中、多くの皆さまが身近な緑地や公園などの魅力的な緑を撮影し応募してくださいました。過去最多の1,312点の応募作品から、審査の結果、28点の入賞作品を決定しました。
1,312点
229点
<写真>:219点(郵送:167点、Instagram:52点)
<動画>:10点
1,083点(郵送:436点、Instagram:647点)
320人(郵送:227人、Instagram:93人)
緑のトラスト保全地を対象とした、緑豊かな自然環境、自然や生き物と人とのふれあい、保全管理活動の様子など。
【講評】
撮影者が朝霧の中でアオサギと出会えた感動が伝わる。アオサギの位置、姿も趣きがある。
【講評】
水面に映る空だけではなく、手前に緑の葉を入れたのもアクセントになっており、遠近感が感じられる作品。
【講評】
差し込む光芒を効果的に写し止めた作品。網を持った子供たちの姿から虫を採りたい気持ちが感じとれる。
【講評】
フレーミングが主役と脇役を考えていて良い。大木に生育する緑の葉から大木の歴史を感じる。
【講評】
リアルな表現が良い。のっぺらぼうの顔を表現ができた作品で、そこに価値を感じる。
【講評】
落葉の色と川の流れがマッチングしており美しい。自然の魅力を引き出していている。
【講評】
ススキを魅力的に表現するのは難しいが、光をうまく利用しススキの持つ趣きを引き出している。
【講評】
森に生息する鳥の生活を写し止めた作品。背景の表現が美しく、良い瞬間を撮影したと感じる。
【講評】
手前から奥への遠近感が素晴らしい。左右の木々の違いも魅力的に感じる。
Instagramをご利用しているかたは作品名をクリックしていただくと、Instagramの入賞者の投稿をご覧いただけます。
【講評】
絶妙な瞬間を撮影できた事が価値だと思う。背景の色調や玉ボケも美しい。
【講評】
手前の波のリアリティが素晴らしい。空と水面がブルーで色彩がまとまっているのも上品。
【講評】
エナガの位置を素晴らしいフレーミングでまとめ上げており、紅葉も美しい。
【講評】
大空にそびえ立つ大木の力強さを感じる。太陽を写すことでその力強さが助長されている。
優秀賞 「evergreen」 ポチョムキン部 オダタツヤ 撮影場所:狭山丘陵・雑魚入樹林地(所沢市)
【講評】
このようなストーリー性がある作品は初めて。トラスト運動に対する想いが伝割ってきた。
優秀賞 「山、装う。~紅葉の嵐山渓谷」 大沢 忍 撮影場所:武蔵嵐山渓谷周辺樹林地(嵐山町)
【講評】ドローンの空撮が非常に素晴らしい。3号地の魅力を余すことなく伝えた作品。
緑のトラスト保全地を除く、埼玉県内にある緑の風景。平地林など里山の風景、屋上・駐車場緑化、緑とのふれあいの様子など。
【講評】
撮影した時間帯が絶妙。月と森と空の3つを見事に表現している。
【講評】
広いフィールドをうまく表現している。自転車に乗る親子の大きさもスケール感を表現するのに効果的。
【講評】
動く熊手の躍動感が素晴らしい。シャッタースピードが絶妙。
【講評】
神秘的な朝霧模様を感じる。そこに写る人物の大きさも絶妙で作品に良いバランス感を作り出した。
【講評】
モリアオガエルの卵が豆腐のように白くて美しい。撮影者が森での出会いに感動したのが伝わってくる。
【講評】
水面に映る木々と薄氷のコントラストの表現がよく考えられており、趣を感じる。
【講評】
感動した瞬間をそのままカメラに収めた、撮影者の視点を感じる表現。背景のぼかしも美しい。
【講評】
カラフルな田んぼがパッチワークのようで美しい。
【講評】
秋の模様が水面に映しこまれている。色合いや人物の配置、フレーミングが素晴らしい。
【講評】
天地が緑一色の表現で力強さを感じる。趣きがあって美しく、感動を覚える作品。
【講評】
主役のハスのフレーミングに力を感じる。背景が効果的な表現で美しい。
【講評】
絵画のような緑一色の中にいる子供の幸せ感、緑の喜びや感動が伝わる作品。
【講評】
撮影者が美しい風景に感動して撮ったのが伝わる。赤の冴え冴えとした色彩が美しい。
令和3年12月20日(月曜日)
応募者が身近な自然と触れ合う中で、どのように写真に収め、どのようにアートな表現をしているかなどを審査したいという気持ちで臨んだ。
自然と人の関わりを考えた作品が目立ち、自分の目で見て感動した気持ちをカメラで表現できた作品が多かった。作品には自然に対する憧れや親しみの気持ちが込められており、応募者の熱意が感じられた。