埼玉県では、希少種保護等により、生物多様性の損失を止め、反転させる「ネイチャーポジティブ」を推進しています。
このたび、希少種保護に関する普及啓発の一環として、学校法人シモゾノ学園 大宮国際動物専門学校の協力を得て、県庁舎において県の魚「ムサシトミヨ」の水槽展示を始めました。
ムサシトミヨは世界でも元荒川の上流部(熊谷市)にのみ生息する大変貴重な魚です。
🔷水槽展示の概要🔷
◼場所
埼玉県庁 本庁舎1階 南側エレベーターホール(埼玉県さいたま市浦和区高砂3-15-1)
◼観賞可能期間
月曜日から金曜日(祝日、12月29日から1月3日を除く)の8時30分から17時00分
※ムサシトミヨの体調等に応じて予告なく展示を中止する場合があります。
🐟ムサシトミヨについて🐟
・絶滅危惧IA類(環境省、埼玉県)に分類される県内希少野生動植物種です。
・体長は3.5~6センチメートル、寿命は約1年の淡水魚です。
・水温10~18度の冷たい湧き水があり、水草が茂る場所に生息します。
・オスはその生涯の大半を巣作りや子育てに費やすという、珍しい習性を持ちます。
<問合せ先>
埼玉県環境部みどり自然課 野生生物担当
TEL:048-830-3143 E-mail:a3140-09@pref.saitama.lg.jp