2026年6月、葦が繁茂する休耕田で自然稲作開始、苗代づくりと稲籾(もみ)直播、田植え。
近くの熊谷台の統計では、6月の月平均気温は22.1℃、昨年6月より3℃低温,平年より-0.6℃と低かった。6月の降水量は275mm、昨年6月の倍と多く、平年比は148mmより多かった。その気象が影響したのか、周辺の草木は急に成長し繁茂した。後半にはトンボやカエルも目立って来た。
<自然農法、有機稲作による緑のオアシスづくり>
緑のオアシス上尾の近くに県市認定の「ふるさとの緑の景観地」がある。その北側に近年休耕の葦繁茂田がある。4月にヨシの一部を刈取り地下茎を抜きミニ水田を設けて直播し6月後半に、前半に移植した苗とミニ水田の直播苗が成長し外見上目立って来た。休耕葦田は昨年から不耕起自然稲作を始めた。今年も地中にミミズが多く、シャベル1掘り複数個体が生息、肥沃な土と思えた。周囲にはイナゴ(3〜4齢)が多く、稲株あたり数個体、苗の食害が目立った。ほかにタケカレハ、クサシロヨトウ、ショウリョウバッタ、ヒシバッタが発生、オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、アキアカネが多数飛来し交尾・産卵期に入った。ヒメウラナミジャノメ、イチモンジセセリ、ニホンアマガエル、ヌマガエルも見つかった。



葦繁茂田の一角で不耕起自然稲作を始めた。まず葦を刈り取り、苗代づくり、そして稲籾を直播した(写真左)。その後、水田のヨシを刈り広げてミニ水田を作った(写真中央)。6月下旬、ミニ水田を含む本田を葦刈りして田植えをした(写真右)



苗代・ミニ水田(写真左)、本田への移植(写真中央)、移植終了後(写真右)



苗代のニホンアマガエル(写真左)、本田に稲害虫のクサシロヨトウ飛来(写真中央)、不耕起有機水田の一斉作業日全景(写真右)



水田に飛来したオオシオカラトンボ雌下と雄上のペアー(写真左)、交尾(写真中央)、雄に警護されながら水面に産卵中の雌(写真右)