2025年11月、生態補償地(緑のオアシス)に毎週出かけ観察と保全を行った。11月になり、大分涼しくなってきた。昆虫、クモ類は越冬準備に入った。観察した主な生き物は以下の通り。
<植物類>
🔷桶川オアシス キバナコスモス、ブッドレア、マリーゴールド、セイタカアワダチソウ、ホトトギス、ホトケノザ、フジバカマ(開花)
ワタ(開花少し)
カキドオシ、カタバミ、カモジグサ、スイセン(蕾)
ハルジオン、ムラサキハナナ、ニンニク、ダイコン、コマツナ(出芽)
小麦(播種)
🔷上尾オアシス ヒメヒマワリ(花)
フジバカマ(花少し)
フロックス(花少し)
ムクゲ、シュウメイギク(満開)
<昆虫類>
🔶桶川オアシス
タチヤナギにキマダラカメムシ(観察)
その他草むらや蜜源植物でツチイナゴ、ホオズキカメムシ、ツヤアオカメムシ、ホソヘリカメムシ、ホソハリカメムシ、アゲハチョウ類(ジャコウアゲハ、アゲハ、アオスジアゲハ)、タテハチョウ類(アカボシゴマダラ、ツマグロヒョウモン、ヒメジャノメ)、イチモンジセセリ、シンジュキノカワガ、チャバネセセリ、ホウジャク類、フクラスズメ幼虫、ミツバチ、セグロアシナガバチ、アキアカネ、カマキリ類を観察。
🔶上尾オアシス
ツマグロヒョウモン、ジャコウアゲハ(蛹)
イチモンジセセリ、チャバネセセリ、ホウジャク類、オオスカシバ(幼虫)
キマダラカメムシ、ホソハリカメムシ、ミツバチ、アキアカネ、カマキリ類、ツヤアオカメムシを観察。 🔶上尾市藤波・中分ふるさと緑の景観地
シンジュキノカワガ(幼虫)
アキアカネ、ツチイナゴ(観察)
<クモ類>
🔷桶川オアシス
ジョロウグモがスモモ幹に(産卵)
🔷上尾市藤波・中分ふるさと緑の景観地
中分のシラカシとケヤキの根本でジグモを観察。
<鳥類>
🔶桶川オアシス
キジ、コジュケイ、モズ、ツバメ、ムクドリ(多)
キジバト、エナガ、オナガ、ウグイス(地鳴き)
ジョウビタキ、シジュウカラ、カワラヒワ、ヒヨドリ(観察)
🔶上尾オアシス
オナガ、ムクドリ、ジョウビタキ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ(観察)
<両生類・爬虫類> 🔷桶川オアシス
ヌマガエル、カナヘビ(観察)
🔷上尾オアシス
カナヘビ、ヤモリ(観察)
📍その他の活動
緑のオアシスの竹切り、樹木の伐採(ビワ、ハナミズキ、エノキ、プラム)、草刈りなど



桶川オアシスの観察地(写真左)、クスノキ科タブノキ葉上でアオスジアゲハ幼虫の越冬準備(写真中)、ジョロウグモはスモモの幹に産卵した(写真右)。



11月8日ニガキ科シンジュでシンジュキノカワガ(南方からの飛来性チョウ目コブガ科)の成熟幼虫が降りてきたのを捕獲(写真左)。先月捕獲した蛹(写真中)から11月中旬以降成虫が羽化してきた(写真右)。



11月20日、26日、28日に桶川オアシスの竹切りとワタの収穫。竹は繁茂してきたマダケを伐採(写真左)。ワタは花が終わり果実後期、多くは綿花期だったので綿花を収穫した(写真中)。果実と綿花(写真右)。



11月6日、24日 上尾オアシス(生態補償地)の周囲に植栽したビワ、エノキ、プラム、ハナミズキが20余年たち高木化し電線に届いたり落葉が近所迷惑になったので伐採した。高木の倒木防止綱引き(写真左)、伐採(写真中)、枝切り(右写真)などを手分けして行った。



11月1日~2日 自治会主催の上尾中妻記念会館まつりに参加(写真左)。自然と昆虫のテーマで、昆虫鳥パネル、昆虫標本を展示した。地域のまつりだったので知り合い多数が来訪し新たな交流の場になった(写真中、写真右)。