2025年3月の生態補償地(緑のオアシス)の保全と管理❗
・オアシス桶川に多い、イネ科強害雑草カモジグサの除草(引き抜き):毎週金曜日 ・コセンダングサ、カナムグラ、ヤブマメなどの枯草を集め焼却:3月中下旬実施。
・2月上旬に植え付けた蜜源用のキクイモの発根と萌芽の確認:3月20日
・抑草用と蜜源用のベニバナ(桶川産):3月13〜14日播種(※はしゅ)、出芽:3月26日
・抑草用ダイズとトウモロコシ、蜜源用マリーゴールド播種:3月23日
・蜜源用オクラの播種:3月24日
・月例保全観察会:3月17日-2名参加
・月例保全観察会:3月26日-3名参加
※播種(はしゅ)とは、作物の種をまくこと。
2025年3月の植物、昆虫、鳥、カエル、ヘビの観察 ❗
・植物類:オアシス桶川に植えたキクイモを見たら後半に発根済み。前半オオイヌノフグリ、ムラサキハナナ開花始め、ユキヤナギ開花始め、3月9日ミズキ科サンシュユ咲く。後半にコマツナとダイコン満開。3月16日上尾でサクランボ開花。
・昆虫類:前半にオアシス桶川でナナホシテントウ地表植物上を歩行(初見)、ユキヤナギ新梢(※シンショウ)でナミテントウ(初見)、クビキリギス(初見)、キタキチョウ(初見)、モンシロチョウ(初見)、ツマキチョウ(初見)。3月21日アゲハ(初見)、ムラサキハナナから吸蜜。キタテハの飛翔とカナムグラ苗への産卵を観察した。
・鳥類:オアシス桶川でモズ出現、ウグイス初鳴き(3月14日)、ツグミ出現(3月9日)、西方の枯草からコジュケイが歩き出て土面で泥浴びと採食を観察した(3月24日)
・両生類:オアシス桶川でヌマガエル(土中越冬)、初鳴き(3月25日) ・ヘビ類:オアシス桶川でアオダイショウ1個体初見(3月26日)
※新梢(シンショウ)とは新しく伸びた枝のこと。
3月下旬のオアシス桶川の前景。後半にユキヤナギ満開(1)、中旬までに収穫用の梅は満開(2)。上旬サンシュユ満開(3)。3月9日モンシロチョウ初見(1個体)、オオイヌノフグリから吸蜜(4)
オアシス上尾:3月9日モクセイ科オウバイ開花(1)、3月9日オオイヌノフグリ(2)、3月11日ユキヤナギが開花し始めた(3)。後半には満開になった。オアシス桶川:3月14日キタテハがオオイヌノフグリから吸蜜した(4)。
オアシス上尾で後半になりシジュウカラが多く鳴くようになった。3月17日シジュウカラオスがプラム枝に止まっていた(1)。3月30日メスが巣箱内に繊維を運び巣作り開始した。近くを探したところ、繊維はネムノキの枯葉に似ていた(2)。巣箱の入口に入る(3)。巣箱内で巣作りを終えて飛び出す(4)。
オアシス桶川で恒常的に保全されている野鳥コジュケイのオス(左)、メス(右)(1)。3月の観察に行くたびに午前と午後採食と泥浴びに現れた(2)。平地を歩いて移動し、大きな障害物があると飛び上がって飛行することがあった。下旬、コマツナとムラサキハナナ満開の日に、生き物観察会と空き地の除草と整理作業を行った(3,4)。午後暖かくなった頃アオダイショウ(初見)が1頭現れた。