活動レポート

『緑のオアシス』:桶川・上尾-64 9月の自然保全と生態観察

■2026年9月、気温は8月に続き平年より低く、降水量は平年より多かった。天候不順が続きオアシスでの観察回数は少なかった。                                       
■㋈1日薄曇り、桶川オアシス・生態補償地で保全と観察会を開催。サクラの枝にミンミンゼミ、ムクノキではアブラゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミが鳴いていた。ヒグラシは今年も聞かなかった。草原ではカタバミが咲き、ヤマトシジミの繁殖が見られた。                                            ■9月8日は小雨〜曇の中、上尾オアシスで観察会、チョウの飛翔は少なかった。雨よけポーチ下に植えたモクセイ科キソケイの小枝で異音がすると思ったら、アゲハ雌雄が飛来し交尾していた。       
■㋈10日、桶川オアシスで希少なキアゲハが飛来した。木々にジョロウグモの網が増えていた。                                  ■㋈17日久しぶりに晴天。8月27日に産卵されたルリタテハ卵は成熟幼虫になり、ユリ目サルトリイバラ科サルトリイバラで発見された。ルリタテハ幼虫の天敵シジュウカラもこの数日飛来して鳴いていた。ヒガンバナにクロアゲハが飛来。ジャコウアゲハも産卵していたが、産卵葉は少なかった。㋈下旬に蛹化した個体は10月上旬に成虫化していない。
■9月23日秋分の日午前曇天、桶川オアシスの保全と観察会。一昨年と同所のアケビの小枝でヤガ科アケビコノハ中齢幼虫を見つけた。ほかにアオスジアゲハ、ジャコウアゲハ、アゲハを見た。
■㋈29日午前、小雨の中、果敢に桶川オアシスに学生さん8名来園、埼玉未来大学のフィールドスタデイー。観察中、保全植物のブッドレア、キバナコスモス、アベリア、キクイモ、カタバミが開花。動物では地域優占種ジャコウアゲハ、アオスジアゲハ、ルリタテハ、ナミヒカゲ、ヤマトシジミ、ヌマガエルなどが観察された。 

サクラの小枝で鳴くミンミンゼミ(写真左)、草原のヤマトシジミ雌雄(写真中央)、カタバミ開花(写真右)

アゲハ交尾(上雌、下雄)(写真左)、 キアゲハ(写真中央)、ジョロウグモの巣にかかったツクツクボウシ(写真右)

クロアゲハ、ヒガンバナから吸蜜(写真左)、アケビコノハ幼虫写真(中央)、フィールドスタデイ参加学生(写真右)

団体名
NPO法人自然環境観察会
活動日
2026年10月7日(水曜日)
活動の参加者数
会員5人