活動レポート

ヤブカンゾウ観賞ツアー
(見沼代用水西縁)

見沼田んぼは首都圏に残る大規模緑地空間です。利根川から取水した農業用水が流れるさいたま新都心に近い見沼代用水西縁約1.5kmの土手でヤブカンゾウ群落を観賞することができます。
この群落は、「特定非営利活動法人カンゾウを育てる会」が中心に、地域の協力を得て自生していたヤブカンゾウを20年以上にわたり保全育成してきました。
今回は、「見沼たんぼ地域ガイドクラブ」が主催する観賞ツアーに協力しました。ツアーでは、土手沿いを歩きながら、活動への取り組みや地域で見られる野草類なども含めての説明をし楽しんでいただきました。   

?ヤブカンゾウの開花状況はほぼ終盤を迎えております。(7月18日現在)
例年より早めの開花で数も多く見られた年だったと思います。
ただ、終盤は酷暑で蕾のうちに枯れ始まるものも多く残念な面もございました。
咲き終わった後には、立ち上がる花茎の本数をカウントする作業が控えております。約2万本が水準ですが、さて今年は?

さいたま新都心駅ビル街から直線距離で2㎞弱の位置にある見沼代用水西縁の土手沿いに、6月下旬から咲き誇るヤブカンゾウ群。

鑑賞ツアーに応募された15名の皆さんをご案内。ノカンゾウやヘメロカリスなどの仲間10種類を説明観賞用に育てている見本園前で。
県保有地をさいたま市が管理する「みぬま木崎ひろば」の一角に当会が昨年植え込んだ花園でもヤブカンゾウが満開に。
壮年期を迎えたソメイヨシノの並木や代用水沿いの斜面林に囲まれた遊歩道が続き、多くの散策者が憩いの空間を楽しんでいます。
土手沿いの遊歩道は一部で車両通行可の区間があるものの通行量も少なくゆっくり散策できます。時折り、颯爽と走るサイクリング車も。
団体名
特定非営利活動法人カンゾウを育てる会
活動日
202371(土曜日)
活動の参加者数
23人