2m程に育ってきたチドリノキ、園内の定位置への移植作業を1月12日に実施しました。チドリノキはカエデの仲間ですが、葉の形が長楕円形で、樹高は 8-10mの高木になります。
まず、やや大きめに穴を掘り進めました。根鉢を崩さないよう慎重に。去年行っておいた根回しの効果で、細根が出ていることを確認確認しました。
掘り終わって、根鉢を麻布でしっかりと包む…これがなかなか難しかった…
なんとか荒縄で縛り、所定の位置に運びました。
定位置に穴を掘り、赤玉土、腐葉土を混ぜ、チドリノキを据えました。支柱を添えて移植作業が完了しました。高々2mの樹木でも大変な作業量になると実感しました。この木が春になって芽を出し、緑に繁ってはじめて移植作業が成功したといえます。「大きく元気に育てよ」、そう祈りながら周りに水をかけすべての作業が終了しました。
今回の移植作業は、元植木職の経験のがある、越谷アリタキ緑の会のメンバーの方の指導の下に実施しました。ご指導ありがとうございました。