おぶすまトンボの里公園内のひょうたん池の柵が古くなり腐って危険な状態になっていたので補修することにしました。
まず、腐って脆くなった柵の横棒を取り外しました。また、作業がしやすように池の水を抜き水位を下げておきました。新しい柵は竹を使用して作ることにし、長いままの竹を搬入しました。
長い竹を節の位置を考えながら、それぞれを使用する位置に合う長さに鋸で切断し、水平になるように注意しながらインパクトドライバーでビス止めしていきます。隣り合った柵は上下互い違いになるように取り付けていき、ぐるりとすべて取り付け完成です。
完成したひょうたん池の全体像です。これで子供たちも安心して遊べます。このあと水位を上げ、柵の外にも浅い水域ができます。
作業の前に昆虫モニタリング調査を行いました。気温もだいぶ低くなり、観察できた昆虫も少なくなってきました。観察できたトンボはマユタテアカネのみでした。他には水生のカメムシ目の昆虫を3種観察できました。池の水を抜くときに捕獲できたウシガエルのオタマジャクシ、アメリカザリガニ、ブルーギルを駆除しました。少しでも豊かな生態系になるように願っています。