きらめ樹とは「皮むき間伐」の愛称です。
皮むき間伐とは、皮をむき立ったまま木を枯らすことで森に光を入れる間伐方法です。木は皮をむくと水を吸い上げられなくなりゆっくりと乾燥し枯れていきます。枯れる途中で落ちた葉も森の栄養になります。乾燥して軽くなってから切り出すので、運び出しも簡単になります。間伐をして光が入るようになった大地には、眠っていた種が芽吹き緑が萌え上がります。草木は根を張り水を貯め実を実らせ、多くの生き物達の食べ物やすみかとなっていきます。水や土を保つ力に加え、生き物を養う本来の森の力が蘇ります。