NPO法人自然環境観察会 活動期日:2022年9月5日(月)
行事名:桶川の生態補償地、緑のオアシスへのアオスジアゲハの招待!!
Sep View: アゲハチョウの一種、アオスジアゲハ:青鳳蝶、青条揚羽、Graphium sarpedon、移動性に富む、産卵数が少ない、天敵が多いなどで、生態補償地や庭に定着しにくいと思っているアゲハの一種。
・初夏、埼玉県、彩の国みどりのサポーターズクラブ活動支援制度によりクスノキ科数種の提供を受け植栽した。今夏の酷暑を乗り越えて何本か活着した。
・ サポーターズクラブ 活動支援制度の活用に当たりましてはみどり自然課の担当の皆様に大変お世話になりました。ありがとうございます。
・タブノキ、ホンニッケイ、シロダモなどを観察していたところ、8月以降産卵し始めた。
・9月初旬にタブノキにまとめて大量産卵した。偶然なのか、他に適切な産卵場所がなかったのか、1本に22卵まとめて新葉に産卵したので大量産卵といってもいいだろう。卵と幼虫は天敵に攻撃されやすいので何匹生き残れるか引き続き観察したい。
・多様な天敵が待ち構えているが、先ずはやわらかい産卵葉にはマミジロハエトリが産卵しツトをつくっていた。さらに卵寄生蜂が来る。幼虫が孵化すると、アシナガバチ、コクサグモなどが集まって来る。緑のオアシスづくりには機能的生物多様性の活用が必要になる。
*次回はヒメジョオンの観察と生き物。