活動レポート

『緑のオアシスｰ桶川・上尾』-17：住宅地の生き物観察

ＮＰＯ法人自然環境観察会

観察期日：2023年3月20日（月）～27日（月）、まとめ3月27日（月）

行事名：住宅地の『緑のオアシス』：早春の植物・昆虫・鳥の観察

・3月下旬、住宅地の緑のオアシス、エノキ、キンカン、トウネズミモチ、ムクゲ、ダイオウグミ、ユキヤナギなどの灌木の枯れ枝払い、草取りなどして春の準備と生き物を観察した。

1.　住宅地の『緑のオアシス』

  • 農地と周辺の草花
  • 枝垂れ桜9分咲き
・3月上旬、住宅に囲まれた農地に植えたポテトは下旬に出芽、周辺の枝垂れ桜は九分咲き、オアシス内の蜜源植物のユキヤナギ、ナノハナ、ボケ、アーモンド、ダイオウグミは開花している。アゲハ、モンシロ、シジミチョウ類、ハチ類、ハムシ類が集まって来た。

2.　ユキヤナギ、ムクゲの新葉にテントウムシ

  • ユキヤナギーナナホシ
  • ムクゲｰナミテントウ
  • 蜜源のアゲハ初見
  • ナミテントウ交尾-ムクゲ
  • ユキヤナギーヤマトシジミ
  • ダイオウグミ開花
緑のオアシスの蜜源植物、最近の長雨でアブラムシの発生は減少したが、ナミテントウはユキヤナギとムクゲに見られた。ナミテントウも1個体ユキヤナギに見られた。

3.　ヒラタアブ、ルリマルノミハムシ、アーモンド、ナノハナ、ウグイスカグラ、スミレ

  • アブラナ葉上のヒラタアブ
  • ナノハナにキンケハラナガツチバチ来る
  • アーモンド開花
  • 常駐のルリビタキ♂
  • ルリマルノミハムシ
  • ウグイスカグラ開花
  • ウメからプラムにメジロ
  • スミレ　群落
冬鳥の定番にはジョウビタキ、ツグミが多い。メジロ、ヒヨドリも目立つ。ヒラタアブ、ルリマルノミハムシは各種の花に多く環境指標生物になりそう。

＊次回は４月定例観察と管理

団体名
NPO法人自然環境観察会
活動日
2023年3月27日(月曜日)
活動の参加者数
2