活動レポート

『緑のオアシスｰ桶川・上尾』-12：小春日和・観察会と焼き芋大会

ＮＰＯ法人自然環境観察会　　　　　　　　活動期日：2022年11月25日（金）

行事名：桶川のオアシスで環境保全、観察会と焼き芋大会！！　　　　　　

・小春日和、樹木や草原に緑が残っている桶川の緑のオアシス（生態補償地）で、秋の除草、枯草、枯れ枝集め、その後枯草と枯れ枝を燃料に焼き芋大会。

1.　枯葉枯れ枝で焼き芋大会

  • 枯葉枯れ枝集めでたき火
  • 11月の蜜源ヒメジョオン
・エノキの枯れ枝が燃えあがり、熱くなってきたら、洗浄済みのサツマイモを紙に包み、上からアルミフォイルでくるんで、たき火に投げ込んだ、30分で出来上がり。

2.　11月の蜜源植物

  • コセンダングサ
  • ハキダメギク
  • ハナカイドウ果実とキカラスウリ
  • マリーゴールド：8月25日播種
  • ナバナ開花：9月9日播種
・コセンダングサ、ヒメジョオン、ハキダメギクはまだモンシロやミツバチ、ヒラタアブの蜜源になっている。カナムグラの葉は萎れてきた。夏に蜜源だったハナカイドウ、今はたくさんの果実がなっていた。キカラスウリは熟していた。夏播きのマリーゴールド、ナバナは開花し蜜源。

・コセンダングサで吸蜜、花粉集め

  • モンシロチョウ
  • セイヨウミツバチ

3.　上尾のオアシスで観察された昆虫類

  • アカタテハ
  • キノカワガ
希少なアカタテハ、夏オアシスでは幼虫は見なかったが、成虫は11月になり近くのコナラの樹皮に止まったり、地面に降り立った。やはり希少なキノカワガもめずらしくシラカシの樹幹で観察した。近くの柿の木から飛んで来たのか。
  • キマダラカメムシ、コナラ樹幹
  • カネタタキ、コナラ樹幹
キマダラカメムシ、夏はサクラ、ハナミズキ、ビワなどの樹幹上にいた。10月以降、多くは暖を求め軒下に移動したが、コナラやクスノキで寒さ除けしている個体群もいた。希少なカネタタキはめずらしく、コナラで観察した。

＊次回は冬の観察

団体名
NPO法人自然環境観察会
活動日
2022年11月25日(金曜日)
活動の参加者数
7