活動レポート

『緑のオアシス』-都会6:上尾市街の生き物-保全と観察

NPO法人自然環境観察会                   2021年8月

上尾市内の住宅地に設置した『緑のオアシス』において2021年8月午前中4日間、生き物の保全と観察を延べ8名で行った。       最終回8月30日(月)

概要: 8月の月平均気温は27.4℃(熊谷)とやや高めに推移した。雨も多く雑草が繁茂し草刈りに追われた。

観察期間中、カメムシ目、チョウ目、ハチ目が多かった。個体数ではカメムシ類、チョウ類、コウチュウ類が多く全体の85%を占めた。観察数ではキマダラカメムシがサクラ、ハナミズキ、ビワの幹に多く観察された。ほかにアブラゼミ、クロウリハムシ(キキョウ摂食)、ジャコウアゲハ、オオウンモンクチバ(イタチハギ摂食)などが目立った。

昆虫クモ類の観察数は38種、263個体であった。7月の42種245個体に比べ、種数は若干減ったが、観察個体数は増加した。

以上、8月、都会のオアシスの観察結果の概要、NPO法人自然環境観察会。

団体名
NPO法人自然環境観察会
活動日
2021830(月曜日)
活動の参加者数
8