活動レポート

『緑のオアシス』:桶川・上尾-47 5月の管理と生き物

■2025年5月 生態補償地(緑のオアシス)の保全と管理❗
桶川オアシスでは、蜜源植物、コマツナ、ダイコン、ムギ、バレイショ、クワ、キクイモ、ベニバナ、ヒロハマウンテンミント、カモジグサ、ツユクサ、ヘビイチゴ、カキドオシ、オオブタクサなどが繁茂した。
中旬にはウツギが開花した。そのうちツユクサ、コセンダングサ、カモジグサ、カキドオシ、オオブタクサなどを積極的に排除した。                                               
上尾オアシスでは、ダイオウグミ、シャクチリソバ、キクイモ、ヒロハマウンテンミント、ドクダミなどが繁茂した。その中でシャクチリソバとドクダミは集中的に除去した。                                

・合同保全観察会(伊奈)5月4日 当NPO法人から2名参加、ボランテイア10名参加。湿地管理と自然観察。
・自然観察会(川口) 5月18日 当NPO法人から3名参加、親子40名参加。                                         
・合同保全観察会(伊奈) 5月20日 当NPO法人から2名参加、ボランテイア4名参加。
・合同保全観察会(伊奈) 5月26日 当NPO法人から2名参加、ボランテイア4名参加。 
・定例保全観察会(上尾、桶川)当NPO法人から3名で毎週火曜日、金曜日に開催。   
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ■2025年5月の 植物、昆虫、鳥、カエル、ヘビの観察 ❗
・植物類:先月に続きムラサキハナナ、菜の花(コマツナ)、ダイコン、アーモンド、ユキヤナギ、コデマリ、ダイオウグミ、ヒメジョオン、クレソンなどが開花した。ウメ、エノキ、ムクノキ、クワなどの葉も繁茂してきた。マダケのタケノコも出芽し始めた。
・昆虫類:シオヤトンボ、シオカラトンボ、ジャコウアゲハ、アゲハ、ベニカミキリ、サトキマダラヒカゲ、アカボシゴマダラ、オオミズアオ、コミスジ、ツマキチョウ、ヨトウガ、ウワバ類、イナゴなどが観察された。ツマキチョウ5月上旬が最後の観察になった。
・鳥類:キジ、コジュケイ、シジュウカラ、カワラヒワ、オナガ、ヒヨドリ、コゲラ、モズなどが観察された。            
・両生類:ヌマガエル、ニホンアマガエル
・は虫類:カナヘビなど。                                                                                                                                                                          ・ヘビ類:桶川でヒバカリ1個体遭遇(5月22日)

緑のオアシス(生態補償地)桶川の前景(左)、アカボシゴマダラ雄(中)、ツマキチョウとダイコン花(右)。

川口市イイナパークで親子自然観察会に当NPO法人3名で参加。午前午後の2回開催し40余名が参加した。カブトムシの探索とアゲハ、トンボの観察。写真は観察会のブース(左)、シオヤトンボやシオカラトンボなどの観察(右)

緑の景観地(上尾)の周辺で自然観察会、渓流のクレソン開花(左)、ホオジロ(中)、シオヤトンボ(右)。

今年は両オアシスでヤママユガ科オオミズアオの観察例(雄2雌2個体)が多かった。左はオオミズアオ、樹木上で羽化後半の雄、中は羽化後の雄雌、右はコガタスズメバチ卵の観察。

オアシス上尾に設置した巣箱。シジュウカラの餌搬入(5月中旬、左、中)と巣立ち5日前の雛6羽(5月中旬、右)

団体名
NPO法人自然環境観察会
活動日
202563(火曜日)
活動の参加者数
5人