11月の管理 ❗
・植物は秋冷で萎れ始めた。植物種としては先月に続きカナムグラ、クズ、カキドオシ、カタバミ、カモジグサ、カラスウリ、コセンダングサ、ヌカキビ、イノコヅチ、イヌタデ、イヌホオズキ、ハキダメギク、チヂミザサ、チョマ(カラムシ、ラミー)、ヤブマメ、ヤブガラシ、シャクチリソバ(於上尾)が目立った。エノキ、キョウチクトウ、タチヤナギ、ムクノキ、ビービーツリー(ミカン科イヌゴシュユ)、ユキヤナギ、マダケは健在。管理としてはビワとエノキの一部枝落とし、イヌタデ、カキドオシ、カナムグラ、ヌカキビなど通路上の雑草を排除した。
・その他、キクイモの収穫を行い整地した。 11月の植物・昆虫・鳥の観察 ❗
・オアシス桶川では蜜源のキク、キバナコスモス、コセンダングサ、ヒャクニチソウ、ヒメジョオン、マリーゴールド、キツネノマゴが開花中、ワタ、キクイモ、ザクロは収穫期、カラスウリは熟期、ショカツサイは草丈約15㎝に伸びた。カキドオシも生育中、ムギ出芽(約10㎝H)。タンポポ一部開花。
・オアシス上尾ではキク、マリーゴールド、ランタナ、シャクチリソバ、ヒャクニチソウが開花。ススキは出穂中。
・両オアシスでツマグロヒョウモン、キタキチョウ、ウラギンシジミ、モンシロチョウは少発。 ・オアシス上尾ではジャコウアゲハは前半雄成虫1個体(ホトトギスから吸蜜)を見た。後半には成熟幼虫と前蛹、蛹を見た。アオスジアゲは終齢幼虫、アキアカネ、シオカラトンボ、キマダラカメムシ、ナミテントウを観察した。
・近くのコナラ園(宮前公園)では前月に続き、前半アカタテハ(雌雄)がコナラ樹液や地面にとまったのを観察した。ルリタテハ、キタテハ、オオスズメバチ(2個体)もコナラの樹液に来た。ウラギンシジミはコナラ、柑橘の葉上にとまったのを見た。後半にはキタテハとオオスズメバチ、キマダラカメムシ(アオハダ幹上)を見た。
・オアシス桶川では飛来性昆虫で近年まれなシンジュキノカワガ(終齢幼虫)と繭つくりを2本のシンジュ(ニワウルシ)で20余個体を数えた。アキアカネはやや多く。ハッカハムシ(カキドオシ)はカキドオシ群に見た。アオオサムシ、ヒメマイマイカブリは土中で見た。イネ科雑草にはクモヘリカメムシ、イネカメムシを見た。ナミテントウ、キイロテントウはクズ葉上にいた。モンシロチョウ、キタキチョウ、キタテハも観察した。越冬中のヌマガエルをキクイモ収穫中に掘り上げた。
・桶川の鳥類ではシジュウカラ、エナガ、モズ、メジロ、カワラヒワ、ヒヨドリを見た。コジュケイは竹藪で鳴いていた。ウグイス(地鳴き)は竹やぶと梅の古木で鳴いていた。キジは周辺樹林から水田跡地に飛来した。
・その他、さとやま公園の月例管理で鳥の巣箱調査に参加した。
生態補償地(オアシス桶川)でキクイモの収穫(左)、地中から掘り出したイモ(中)、11月の活動員3人(右)。
オアシス上尾で見たツマグロヒョウモン雌(キバナコスモス吸蜜)、オアシス桶川のワタの葉に止まったムラサキシジミ、オアシス上尾の地面に止まったアカタテハ。
オアシス上尾では冬鳥のジョウビタキ定着。オアシス桶川のタチヤナギに止まったカラの混群のエナガ。
オアシス桶川ではシンジュの木に、シンジュキノカワガ成熟幼虫と繭づくりが見られた。
11月9日JR上尾駅の自由通路で開催された上尾市環境推進大会の環境パネル展に参加・展示。多数の来訪者があった。