8月の管理 ❗
桶川オアシス(生態補償地)の主な防除対象は、オオブタクサ、メヒシバ、エノコログサ、クズ、ヒルガオ、カナムグラ、オオアレチノギク、イノコヅチ、コセンダングサ、ツユクサ、カタバミ、イヌタデ、ヤブマメなど。
上尾オアシスではアップルミント、シャクチリソバ、イヌタデなど。 繁茂した樹種はムクノキ、エノキ、ユキヤナギ、タチヤナギ、ビービーツリー(ミカン科イヌゴシュユ)など。
8月は猛暑続きで野外管理は熱中症回避のため午前中で切り上げた。下旬は降雨続きで野外管理はできなった。
8月の植物・昆虫・鳥の観察 ❗
桶川オアシスでは ジャコウアゲハ、アゲハ、アオスジアゲハ、キアゲハ、ナガサキアゲハ、イチモンジチョウ、キマダラカメムシ、クモヘリカメムシ、シオカラトンボなどが目立った。ほかに、エビガラスズメ、シロヒトリ、ササキリなど。ジョロウグモも増えてきた。蜜源植物ではヒロハマウンテンミント、ヒメジョオン、クレオメ、ワタ、キクイモなどが咲いた。ほかにメヒシバ、クズ、ガガイモ、カナムグラ、カラムシ、オオブタクサ、ヤブマメも繁茂した。両生類ではヌマガエル多数、爬虫類では カナヘビを観察した。 上尾オアシスではジャコウアゲハ、アゲハが多く、アオスジアゲハ、ルリタテハ、キマダラカメムシ、キアゲハは例年並みの発生。
桶川オアシスではスズメ、カラス、キジバトのほか、コジュケイ雌雄、シジュウカラ、ムクドリ、カワラヒワが多かった。
下旬、両オアシスに巣箱を設置した。
生態補償地(桶川オアシス)8月の前景:右(西)側には蜜源のヒロハマウンテンミント、左側にはキバナコスモス、イヌタデ、ツユクサ、ヤブマメなど。
桶川オアシスに春から定住しているコジュケイ雌雄:7月の観察では午前中前半にはムクノキの高枝に止まり、後半には地上に降り求餌していたのを観察した(右写真2枚)。キジは近くの休耕田のヨシ群落に棲みついているようで、畦畔や草原に時々出てくる(左写真2枚)。
8月特有のエビガラスズメ(左)とシロヒトリ(右):桶川オアシスの草原に出現した。
上尾市役所チンドン隊の応援を受けた。展示会と参加者も盛り上がった。