2024年3月に実施したNPO法人自然環境観察会の活動レポートです。
春の植物・昆虫・鳥の観察会の報告❗
3月10日(日曜日)午前中、伊奈町にある県活(埼玉県県民活動総合センター)に集合し、東側水田の農道を歩き毎春恒例の植物や昆虫、鳥類を子供10名とお母さん5名で観察しました。多めの参加者、埼玉みどりのポータルサイトで広報していただいた効果が表れたようです。 彩の子ネットのイベントで、昨年は温暖でしたが、今年は晴天でも寒風の中の観察でした。
子供は手袋ナシ、帽子ナシ、マスクナシ、風の子でした。
カラスノエンドウやナズナの草むらにいたナナホシテントウやジュウサンホシテントウ、ヒラタアブなど、両手を冷たくして何匹も持ってきました。そして鳥類のアオサギ、カシラダカ、ホオジロ、キジバト、セキレイなど目線で動くものはよく見つけました。農道脇や畦畔(※)に繁茂していたナズナは実を少し下げてぺんぺん鳴らし、ホトケノザ、ナズナの根っこは抜いて眺め、カラシナの花は摘んで、ガマの穂(綿毛)は飛ばしていました。観察中は、気がかりだった転倒もなく小川に落ちることなく無事に終了しました。
観察中は北風、寒風強く、子供は感じないのか不思議です。同行の年寄りは子供時代のことは忘れ完全防寒で臨みました。
今回の観察会では伊奈町自然に親しむ会の有志にご協力をいただきました。記して感謝の念を表します。
😄観察会参加者から後日以下のようなレビューが入ってきました。
「日程的に、まだ植物も昆虫も少なかったですが、身近な生き物について、詳しく教えてもらえ、子供が「すごく楽しかった!」と言っていました。掴まえたテントウムシが卵を生んだので、まだまだ観察を楽しめそうです。」
※畦畔(けいはん)
田んぼに注いだ水が外にもれないように田んぼのまわりを囲うようにつくった盛り土部分のことで、田んぼの見回りなどで歩く道としても使われています。