活動レポート

『緑のオアシス』:桶川・上尾-29 1月の冬鳥虫観察会と生態管理

2024年1月に実施した『緑のオアシス、生態補償地』の冬鳥虫観察会と生態管理について報告します。

・冬の恒例、晴天に出かけ枯草枯枝を集め焼却しきれいにしました。生育中のムギ、ダイコン、ムラサキハナナ、アブラナ、クローバーなどは順調に発育しています。
・1月6日(土曜日)冬鳥虫観察会開催。
桶川市倉田にある自然環境観察地(生態補償地)に9時半に集合(7名参加)、先月同様、綾瀬川右岸のヨシ原、オギ原、セイタカアワダチソウなどの枯草原で冬鳥虫観察を行いました。当日はシメ、カワラヒワ、ツグミ、ジョウビタキ、モズ、ホオジロ、メジロ、昆虫ではクビキリギスの越冬、植物ではカラスウリ、ホトケノザなどを観察しました。
1月14日(日曜日)は近所の子供向け焼き芋大会、広場は格好の運動場になりました。
・1月後半は『緑のオアシス』桶川で、繁茂したマダケの伐採を継続。
・『緑のオアシス』上尾にバードフィーダー(※)を設置し、メジロ、ヒヨドリ、ムクドリなどに餌を提供しました。メジロが最も多く、ヒヨドリ、ムクドリもたまに飛来しました。                  
・今年は梅の花は例年より早く1月初めから開花、晴天にはメジロが数羽ずつ飛来し餌探しをしていました。
・12月以降開花しているネリネは1月25日過ぎまで咲き続けました。                          
※ 鳥の餌台のこと。

1月6日 冬鳥虫観察会の参加者(生態補償地-桶川)。まもなく出発。
シメ(スズメ目アトリ科):スズメよりやや大きめでふっくら、観察数は多くない。たまに樹木に止まっている。
カワラヒワ(スズメ目アトリ科):観察数は多い。植物の種子を探して地面に降りることもある。
モズ(スズメ目モズ科):スズメよりやや大きい。観察数は少ないが、作業したり歩いてると近くの木に止まり餌を狙っている。
1月14日 焼き芋大会。晴天で無風の午前中は絶好の焼き芋日和。
オアシスに設置した手製バードフィーダー(小鳥給餌器)にミカンを置いたらメジロやヒヨドリが集まってきた。
メジロ(スズメ目メジロ科):小梅の花に飛来し餌探し。
ネリネ(ヒガンバナ科):今年は12月上旬から咲き始め1月下旬まで開花した。
クビキリギス(バッタ目キリギリス科):枯葉を整理していたら越冬成虫を発見した。
団体名
NPO法人自然環境観察会
活動日
2024114(日曜日)
活動の参加者数
7人