2023年11月に実施したNPO法人自然環境観察会の活動レポートです。
◾11月4日、上尾市の委託を受け上尾市戸崎公園で恒例の「秋虫観察会」と「鱗粉転写講習会」を開催し、親子10数名が参加しました。
チョウ類(モンシロチョウ、モンキチョウ、キタキチョウ、ベニシジミ、キタテハ)、バッタ類(ウスイロササキリ、クビキリギス、トノサマバッタ、ハネナガイナゴ、コバネイナゴ)などを観察しました。
その後、近くのチョウの標本観察、カダヤシとメダカの解説を聞き、チョウの鱗粉転写実技を受講しました。最後に各自転写に挑戦しました。
◾ 11月19日、神奈川県東戸塚自治会文化祭へ参加をし、「緑のオアシスづくり講演会」および「鱗粉転写講習会」を開催しました。親子30数名が参加しました。
◾ 11月の後半には桶川の『緑のオアシス』で春以降繁茂したマダケの伐採が始まりました。11月の植物はアシタバ、キク、キバコスモス、コウテイダリア、ナズナ、ヒメジョオン、マリーゴールドです。水田近くではスカシタゴボウ、ハキダメギクの開花を観察しました。
昆虫ではアオスジアゲハ(卵、幼虫、蛹、タブノキとニッケイ)、ウラナミシジミ、キタキチョウ、キタテハ、ジャコウアゲハ(蛹)、モンキチョウ(コセンダングサ吸蜜)、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、コバネイナゴ、オンブバッタ、クビキリギス、アカスジカメムシ(アシタバ)、クモヘリカメムシ(タブノキ)、ミツバチ(コセンダングサ、コウテイダリア)を観察しました。
小動物ではカナヘビ成体の土中越冬、ヌマガエル、アマガエル、鳥類ではエナガ、シジュウカラ、ジョウビタキ、メジロなどを観察しました。