活動レポート

『緑のオアシス』:桶川・上尾-18 農村の生物季節-初見

NPO法人自然環境観察会

観察期日:2023年3月28日(火)~4月1日(土)

行事名:住宅地の『緑のオアシス』:農村の生物季節-初見

2023年3月28日~4月1日、桶川の『緑のオアシス、生態補償地』の除草、竹切り、樹木の徒長枝の剪定などの保全管理とともに、各種植物と生き物の観察を行いました。本号では各種植物、タンポポ、アブラナ(コマツナ)、ムラサキハナナ、ダイコン、ハルジオン、ハナカイドウの開花、チョウやミツバチ、天敵のテントウムシ、ヒラタアブ、クモ類、ニホンアマガエル、ヌマガエルなどを観察しました。

連作しているアブラナ(コマツナ)の3月上旬開花に続き、ムラサキハナ
ナも下旬に開花した。花蜜を求めてアゲハ、モンシロチョウ、スジグロシロ
チョウ、セイヨウミツバチ、ニホンミツバチ、キムネクマバチ、ヒラタアブ
類、ベニカミキリが飛来した。
3m超のハナカイドウ(花海棠)とムラサキハナナ。ハナカイドウの葉にはクロボシツツハ
ムシとハナバチが飛来した。ムラサキハナナにアゲハ、シロチョウ類も飛来した。
前年春秋まき種のダイコンが開花した。前年のこぼれ種子からも自然発芽、数㎝
になった。ハルジオンも2株開花。タンポポは3月初めから開花。タンポポ花
にササグモ、草地にベニシジミを初見。
ムラサキハナナとアブラナにキムネクマバチ飛来。真竹内で発育したベニカミ
キリがアブラナに飛来し花粉を食べていた。その他、各花に飛来したホソヒメヒラタアブとセイヨ
ウミツバチを観察した。
草むらでは越冬から覚めたニホンアマガエル、ヌマガエル、ウズキコモリグモ
が出現。アブラナにはナガメ、ムラサキハナナにマルカメムシを初見した。
団体名
NPO法人自然環境観察会
活動日
202341(土曜日)
活動の参加者数
2