上尾市:NPO法人自然環境観察会と下芝・緑と里山を守る会との共催
2021年6月29日(火)午前開催、緑のオアシスの管理と観察、定例月2回実施。
今年の梅雨入り平年より1週間遅く関東では6月14日に入った模様との公表があった。降雨と曇天の冷涼気象で昆虫類は少なかった。オアシスの花は咲き終わり端境期のようであった。ツユクサ、サルビア、ホワイトレースフラワー(ドクゼリモドキ)、チドリグサ、タチアオイ、ヒメヒマワリなどが開花していた。
- 平地林の南側隣接水田では水稲は草丈約30㎝、順調に生育。
- オアシスではホタルブクロ(開花盛期は6月前半)、タチアオイ、ムラサキツユクサ、ハタザオキキョウ、ハワイアンワスレナグサ、ムシトリナデシコ(開花終期)、メドーセージなどが開花していた。
- 近くの休閑地ではセイタカアワダチソウ、オオブタクサが生育。
- モンシロチョウの成虫、観察数は少なかった。ほかにヒメアカタテハ(セイヨウオトギリソウ)、ヒメウラナミジャノメ、アゲハ、オオスカシバ(ムシトリナデシコ)、アヅマカニグモ (ハワイアンワスレナグサ)、ミツバチ(セイヨウミツバチ、ニホンミツバチ)など。
- 鳥類では平地林の中でウグイス、シジュウカラ、キジバトの鳴き声を聞いた。
- 用水路にはアメンボがいた。
- ヒマアカタテハ
- オオスカシバ
*このオアシスは平地林の西側の一角にあり、午前中は日陰、午後西日が少し当たる。午前中、昆虫や小動物、鳥類は少ない。午後少しチョウ類の飛来がある。大通りに面しているので散歩やジョギングなど多くの人に励ましの声をかけられることがある。