朝から一日中雨という天気予報も、雨は小雨ということでした。これであれば、活動できると確信し、決行しました。始めた頃は小雨でしたが、途中で止み、また小雨という繰り返し。じっとしていると少し肌寒さを感じる程度です。今年になって下刈り(※)を放っておいたので草は伸びています。
※ 苗木の成長を妨げる植物を除去することです。
先月植樹した所は、草が苗木の丈とほぼ同じになっているので、すぐに刈り取らなければなりません。そこは最初の植樹地の奥で、冬に陰をつくっている木々を伐採しました。その伐採地で植えた苗木は50本ぐらいです。かなり広いスペースです。苗木と同じ丈の草が一面に伸びているので草刈りが大変でした。
最初に、苗木を間違えて刈らないように苗木の周りの坪刈りをしました。坪刈りとは下刈りの1つで、植栽した苗木の周辺(1m四方程度)を方形または円形に刈る作業です。特に保護が必要な木がある場合に実施するもので、この作業をすることにより、苗木が育つために必要な明るさと栄養を確保しやすくなります。苗木と苗木との間隔が狭いので、すべて手ガマとの計画でしたが、とても手に負えません。手ガマと刈り払い機と二班に分かれて行いました。
伐採した時、切った木が他の木にかかり、かかり木になっていました。 もう一つの作業は 、そのかかり木をチェーンソーで短くして、かかられている木から外しました。周りを見ると、前に伐採した大きな枝が所々、山になっています。それらを短くして柵の中に入れる必要があります。柵の中は枝が多過ぎ、はみ出て柵が崩れています。
ちょうど昼食時に小雨が降ってきたので大きな木の下で雨宿りしました。道を進んだ奥の方です。その辺りは事務所の方でイベントを行えるよう大きな広場になっています。今は春と夏の境の時期で花の盛りが終えているので、目立った花はありませんでした。しかし、若葉が雨に濡れて緑が鮮やかで、すがすがしく、何とも言えない気持ちです。すでに夏を知らせるコアジサイの淡い青色の花が美しく咲いていました。