活動レポート

「ナラ枯れ」で伐採

 全国的に被害が増加しているといわれているナラ枯れが、越谷アリタキ植物園でも発生し、残念ながら、コナラ(樹齢約70年・直径約70cm、樹高約20m)、ウィローオーク(樹齢約40年・直径約80cm、樹高約20m)を伐採しました。

ウィローオーク:業者さんによる伐採の経過(2022/2/16)
ウィローオーク:業者さんによる伐採の経過(2022/3/10)

 ナラ枯れは、害虫カシノナガキクイムシが媒介する病原菌(ナラ菌)によって引き起こされる、コナラ属・クリ属・シイ属などのブナ科(ブナ属を除く)の樹木の伝染病であるとされています。当園のコナラ属のアベマキ(直径約55cm、樹高約20m)も、現在粉を吹いたような状態となっていて、ナラ枯れが心配されています。

当園のアべマキの悲惨な状態

 いろいろな予防方法も試されているようですが、完全な予防は難しいようです。今回越谷アリタキ植物園の状況を投稿させていただきましたが、他の地域でも同様の事態が発生しているのではないかと思います。当ポータルサイトを通して、ナラ枯れの状況や対策等の情報交換ができないかと考えており、他の団体からの投稿を期待しております。

団体名
越谷アリタキ緑の会
活動日
2022311(金曜日)