越生町観光協会では、越生10名山を皆様の投票で決めるため、昨年11月から令和4年4月30日まで投票を募集しました。5月10日に越生10名山決定委員会を開催し、正式に越生10名山が決定しました。
🏔越生10名山投票結果の分析(考察)🏔
第1位 大高取山 1,656票
大高取山は、越生町のほぼ中央、越生駅から1時間20分のところにある。標高は376m。山頂からは川越、東京方面が望める。越生梅林、黒山三滝方面、ふれあいの里山、毛呂山町の桂木観音に通じるなど、ハイキングコースの主要地点にあることから、ハイカーに人気が高い。山やハイキングの雑誌にも多く紹介され、知名度が高いこともあって最高得票となった。
第2位 上谷の大クス山 1,607票
標高250メートルの山頂に関東一の巨木で、県指定天然記念物の上谷の大クスがあることから評価が高かったといえる。このクスノキは、幹回り15メートル、樹高30メートル、枝張りは30メートルもあり、勇壮で迫力ある姿に魅了される山であるため、2位を獲得。
第3位 顔振峠 1,518票
令和3年のNHKの大河ドラマで渋沢栄一を主人公とする青天を衝けが放映され、渋沢平九郎(栄一の養子・義弟)が通った峠であることから順調に票を伸ばしてきた。義経と弁慶が見事な景色に顔を振りながら登ったことから、この名がついたという説もある。景色もよく標高も530メートルある。
第4位 弘法山 1,435票
子育て観音として名高い。165メートルと低山であるが、山容が富士山に似ているため、越生富士とも呼ばれている。山頂には諏訪神社がある。散歩コースとしても登れる身近な山であることが評価された。
第5位 野末張見晴台 1,384票
地元の龍ヶ谷地区の人々が整備。標高はスタイツリーと同じ634メートル。北西から南まで225°のパノラマ展望台である。越生町内の山頂や展望台では、一番広範囲に景色が見渡せるため、人気がある。
第6位 龍ヶ谷のヤマザクラ山 1,382票
龍ヶ谷の人々がヤマザクラとしては、県内第3位の太さを誇る町指定天然記念物のヤマザクラを紹介するために遊歩道を整備した。急峻な山道を登りきったところに姿を現すヤマザクラに圧倒される山であることから票数が集まった。標高は550メートル。
第7位 関八州見晴台 1,358票
飯能市境にある見晴台。標高は771メートル。かつては、武蔵、相模、安房、上総、下総、常陸、上野、下野の関東八州が見えた。今でも絶好の眺望ポイントで、清々しい景気が楽しめる。健脚層から評価が高い。
第8位 飯盛山 1,356票
ときがわ町境の最西端にある最高峰。標高は795メートルで、龍ヶ谷富士と呼ばれる。遠方から山並みを見上げると、稜線から三角形の頂上部分が突き出ていて格好もよい。最高峰人気として票を獲得した。
第9位 大観山 1,310票
山頂には世界平和を願って建てられた世界無名戦士の墓の白亜の塔がある。標高は176メートルと高くはないが、展望台からはスカイツリーも見える。サクラの名所としても有名。子どもから大人まで親しまれている山であることから幅広い層から票が入った。
第10位 虚空蔵尊さくら山 1,309票
153種類のサクラが咲き誇る公園の山。地元の上野二区の人たちが管理している。標高170メートルの頂上から見た里の風景に癒される。ふれあいの里山、大高取方面の入り口にあたることからも評価を集めた。
10名山の投票で最も得票数の多かった「大高取山」に登り、越生10名山を始め、越生の山々を歩くハイカーのみなさんの安全を祈願するものです!!